2011年6月29日水曜日

ニャンとかしたいニャァ。。。

猛暑酷暑の日本列島
。。。と思いきや、昨日まで夫のいる岩手県では
なんと15℃!
しかも夜は寒くて暖房をつけている!!!

日本も広いなーと実感。
こっちと20℃も違うなんて、びっくりです。

宿の眼前に広がる岩手県の漁港。
こんなに穏やかな海が3月11日にこの地帯を津波で飲み込みました。
左端に見えるのは津波で倒れた堤防らしいです。

一昨日、夫から宿の付近で妙に人懐こい猫がいるとの情報。
かなり痩せているが、ミャアミャア元気に泣いて夫の後をついてくるらしい。

猫の缶詰めを差し出すとすごい勢いの食いっぷりの動画も来た。

宿の方によると、宿の前に立っていたお家に出入りしていた猫と思われ、
でもハッキリと飼いネコかどうか分からないとのこと。

被災猫かもしれない、、
その話しを聞いて早速私はいくつかの保護団体へSOSを送りました。

なにせ大阪から遠い岩手のことですから、
どの団体に連絡すればよいかもわからないが
今は便利な時代、インターネットで「岩手県 被災動物 保護」で
速効Googleすると幾つかの団体が出てきた。
HPを良く読み、まっとうに活動されている団体2つへ動画を付けてSOS。

早速ある団体から連絡がありすぐに返信。
今、改めての連絡を待っているところです。

仕事の合間を縫って宿の方とも携帯で連絡を取り合っていますが、
とても協力的な方で 何より心配されていたのが
保護されたとしても引き取り手が無い場合 処分されてしまわないのか?
ということでした。

この点、とても大事なのでその団体へさらに念押し、
「一切致しません」とのこと。
今は出来るだけ多くの預かり施設を確保するために
保健所とも連携を取っているが、
この状況下で保健所も処分は行っていないということです。

そして、里親譲渡会も定期的に行い、決まるまでは団体が預かります。

しかし皆さん仕事を持ちながらの岩手県内で活動する
完全ボランティア団体であり(本当に頭の下がる思いです)
しかも保護の依頼が相当多くて、
今日明日という速さではないのが正直もどかしい。
だから他の団体もリサーチ中です。 
インターネットという検索手段が有ると無いとではえらい違いです。

「この辺はみんな津波でやられてしまってね、
みなさん避難所生活なんですよ。 
だからその近所に居た方が
生きてらっしゃるのか、
無事でもどこの避難所におられるのか
分からないんですよ」
・・・と、自らも被災者である宿の方が
優しい口調の東北訛りで仰られると
実に胸にずしん、、と響きました。


洗いたての掛け布団を畳んで放置していたら
ありゃりゃ、、「ドテ~」のお譲ちゃんが寝ちゃった。。。

遠い大阪からですが何かしらのヘルプができれば良いのですが。。!

2 件のコメント:

  1. ある時期から保護団体のみなさん福島に移動されましたからね。
    岩手の方は今は少なくなっているかもしれないですね。
    ぶぅ姐さんがその情報はたくさんもっていますので、解決がつかないようでしたら、連絡をとって見られては・・・。
    こちらまできたら、なんらかの形で里親さんもみつけてあげられるんですけど。

    返信削除
  2. ♡yohさんへ♡

    コメント有り難うございます。
    気を揉みましたがこの通り無事に保護の運びとなって
    安心しました。
    最初はうちに連れて帰るか?とも考えたのですが
    夫もまだ岩手が続き、今の宿から別のところへ移動しますので
    それも難しく。。。。あー、良かったです!

    by びいまま

    返信削除